
こんにちは。中卒マーケターのはらよわです。
この記事で伝えたいこと、それは「複利」という絶大な力。
僕が複利を意識し始めたのが35歳くらいだったんですが、なんてもったいないことをしたんだと・・・
もっと早く、それこそ20代から複利の力に気づいてたら今ごろ年収1000万に到達してたと思います。
仕事における複利の力、効果についてお伝えしていきます。
複利についてお伝えする前にまずは考え方、思考のアップデートをしてほしいんです。
年収をしっかり上げていくためには自分の能力、スキルを向上させる必要がありますよね?当たり前に。
とくに、僕のように学歴コンプレックスがあるならなおさらスキルレベルがほしいわけです。
で質問ですが、能力やスキルってすぐに上がると思いますか?
答えはNO。
例外もあるかもしれませんが、基本は毎日の積み重ね、反復していって初めてレベルが上がっていくものです。
ゲームと同じで経験値を貯めないとレベルなんて上がらないわけです。
別の記事で読書は最高にコスパが良い自己投資だって言ってますが、複利の力を使ってほしいので最初に読むべき本を指定してます。
中卒、低学歴こそ本を読む習慣を身につけるべき
レバレッジ・リーディング
まず「複利」はアインシュタインの言葉といわれてます。

初めて聞いたときマジかよっ!?って驚いた記憶…
天才物理学者アインシュタインは

複利は人類最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う
って言ってたらしいです。
これだけでもなんか凄そうじゃないですか。
いったい複利とはどんなものなのか?

本来は元金と利息で表すものですが、仕事で得る経験値としました。
始めは自分の基礎能力が10だとします。
10の力で仕事した時、1ヶ月目で得られる経験値が赤の+3。
そうすると10+3、翌月は13の力で仕事できるようになり、その時得られる経験値は+4。
今度は14の力で仕事して得られる経験値が・・・とどんどん増えていくんです。
1ヶ月目と12ヶ月目の得られる経験値の差を見てみると複利の力の大きさがわかると思います。
12ヶ月目には64の力で仕事できるようになってるわけなので。
先ほどの棒グラフでもわかるんですが、複利の力はあとの方がどんどん大きくなっていきます。
なので時間は超重要。
棒グラフの横軸(1ヶ月単位)を1年に変えて年収でみるとわかりやすいです。

わかりやすく青は固定金額にしてみました。
なにも努力しなかったら年収は青だけ、残念ですが200万円のまま増えないってことです。
しかし、なにかしらの自己投資を始めたとします。(もちろん読書でもOK)
そして得た知見、スキルで仕事のアウトプットの質が上がり、1年間頑張ったら年収+50万で250万円に。
250万円稼げる能力で自己投資を続け仕事していくと、2年目には+63万で263万円に。
コツコツ続けていくと12年経った頃には年収782万円に到達。
野原ひろしのスペック超えてますね。
現実的には自己投資により自分の市場価値が上がっていき、数回の転職で年収が上がっていく感じです。
仮にこの記事を読んでくれたかたの年齢が中卒22歳だったとしましょう。
図のとおりに年収を上げていったとして、野原ひろしスペック年収600万円を超えるのは11年目、33歳です。
なにか行動を起こして複利の力を活かしたいなら若いうちにやった方が絶対にいいんです。
だって、後ろにいけばいくほど赤の幅が大きくなっていくんですから。
ここ、もしあなたが僕と同じ低学歴だったらめちゃ重要です。
僕がもし過去に戻れるなら最初の環境を変えたかった・・・
僕が考える良い環境、それは
成果にレバレッジが効く環境
です。
どういうことかを説明する前に質問です。
働いたらもらえる給料はどこから出ているでしょう?
当たり前すぎてバカにしてるのかと思われるかもしれませんが、年収を上げていくためにはここを間違えないようにしましょう。

一般的な企業を例にすると、給料は粗利から出てます。
原価率が一定なら売上をあげるほど粗利も多くなります。
なのでたくさん年収をもらうにはより多くの売上を作り、粗利を生み出さないといけないわけです。
では、どういう仕事ならレバレッジが効いてより多くの売上を生み出せるのでしょうか?
僕のプロフィールに職歴と年収が載ってるんですが、レバレッジが効いてるのはマーケターからです。
それはなぜか?
答えは労働力(時間)×アタック数(売上機会)です。
順番に説明しますね。
労働力は自分が使える時間です。リソースともいいますね。
当たり前ですが全人類等しく1日は24時間しかないわけで、サラリーマンはそのうち8時間が労働時間です。
早出や残業をすれば労働時間は10時間、12時間とかに増やすこともできるわけですが、わかりやすく8時間としましょう。
1日8時間の平日5日間、合計で1週間40時間、1ヶ月なら160時間。
この労働力は定数、つまり物理的に動かせないものです。
その時間内にどれだけアタック数を作れるか、がレバレッジのかけどころになります。
アタック数は売上を作れるチャンスの回数というイメージを持ってください。
限られた労働力の中でより多くのアタック数がある業種が良い環境といえるのではないでしょうか?
もちろん先に勉強を頑張って国家資格を取ったりすれば、より希少性の高い環境も選べます。
Twitter(X)やInstagramなどのSNSも同じ構造なんでイメージしやすいです。
あなたが8時間のリソースを使って作業するのは目の前の1台のPC。
インターネット上に公開されてたページや投稿したコンテンツにたくさんの人がアクセスしてくる。
1日に1,000アクセスあったら8時間×1,000アタックです。
これが例えば接客業とかになると8時間で1,000人とコミュニケーションするのは物理的に不可能になってきます。(極端な比較ですが)
決められた時間内でなにかを作る製造業などもこの例に当てはまりやすいです。
ではなぜアタック数が少ない業界、職種でも売上が高い企業があるのか?
それはもう1つの変数、「単価」を同じ8時間のリソースで動かすからです。
労働力(時間)×アタック数(売上機会)×販売単価(売価)
有名なハイブランドショップをイメージしてみてください。
お店に来るお客さんは1日100人くらいだけど、売ってるものが50万円するとかです。
ただし販売単価を上げるのは簡単じゃなく、ビジネスにおける戦略や戦術が肝になってきます。
そうなると戦略や戦術を考えられるポジションじゃないと8時間のリソースをそこには使えないわけです。
そのポジションにいるのは高学歴の人たちばかり・・・
となると、自己投資にしっかりとレバレッジをかけて自分の能力を上げておかないといけないですよね。
そのためにも最初は労働力(時間)×アタック数(売上機会)が見込める環境を考えることを僕はおすすめします。